学資保険と積立NISA、教育資金はどちらで準備すべきか

子どもの教育資金を準備する方法として、昔から定番なのは「学資保険」ですが、
近年はNISA制度の拡充により「積立NISAで教育資金を準備する」という選択肢も広く知られるようになりました。

この2つ、何が違うのでしょうか。

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🎓 学資保険とは

学資保険は、子どもの進学時期(高校・大学入学時等)に合わせて祝金・満期保険金を受け取れる貯蓄型の保険です。

多くの商品には、契約者(親)が万一死亡・高度障害状態になった場合、以降の保険料払込が免除されても満期保険金は予定通り受け取れるという保障機能が備わっています。

学資保険の特徴

  • 満期時に受け取る金額があらかじめ決まっている(元本割れしない設計の商品もある)
  • 契約者に万一のことがあった場合の保障機能がある
  • 途中解約すると、解約返戻金が払込保険料の総額を下回ることがある
  • 運用利回りは、投資信託等と比べると低めに設定されていることが多い

📈 積立NISAとは(つみたて投資枠)

NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益(値上がり益・分配金)が非課税になる制度です。

2024年の制度改正により、「つみたて投資枠」として、長期・積立・分散投資に適した投資信託を対象に、非課税で継続的に積み立てることができます。

NISA(つみたて投資枠)の特徴

  • いつでも引き出せる(学資保険のように「進学時期まで引き出せない」という制約がない)
  • 投資信託等での運用のため、元本は保証されない(値上がりも値下がりもある)
  • 運用がうまくいけば、学資保険より高いリターンが期待できる可能性がある
  • 保障機能はない(契約者に万一のことがあっても、積み立てた分がそのまま資産として残るのみ)

⚖️ 学資保険と積立NISAの比較

学資保険積立NISA(つみたて投資枠)
元本の安全性比較的安全(商品による)元本保証なし(変動する)
期待リターン低め学資保険より高い可能性があるが不確実
保障機能あり(契約者死亡時の保険料払込免除等)なし
流動性(引き出しやすさ)低い(原則、進学時期まで引き出し不可)高い(いつでも引き出し可能)
税制優遇生命保険料控除の対象になる場合がある運用益が非課税

この2つの最大の違いは「確実性」と「保障の有無」です。

学資保険は将来受け取る金額がある程度見通せる代わりに、リターンは控えめです。

積立NISAは値動きによって受け取れる金額が変動する代わりに、より高いリターンを狙える可能性があります。

🎯 学資保険が向いていると考えられる人

  • 確実に一定額を準備したい人:進学時期に必要な金額が明確に決まっている場合、値動きのリスクを避けて確実性を優先したい人に向いています
  • 万一の保障もあわせて確保したい人:契約者に何かあった場合でも、保険料払込免除により満期保険金が保証される点は、保険ならではの機能です
  • 投資の値動きにストレスを感じやすい人:元本割れのリスクを気にせず、決まった金額を淡々と準備したいタイプの人に向いています

💹 積立NISAが向いていると考えられる人

  • 資金の流動性を確保しておきたい人:進学時期以外でも急な出費に対応できるよう、いつでも引き出せる形で準備したい人に向いています
  • 長期間の運用で、より高いリターンを狙いたい人:子どもがまだ幼く、進学まで10年以上の時間がある場合、長期・積立・分散投資の効果を活かしやすいとされています
  • すでに死亡保障(生命保険)を別途確保している人:学資保険の保障機能が重複する場合、あえて保障のない積立NISAで運用効率を優先する考え方があります

🔀 併用するという選択肢

必ずしもどちらか一方を選ぶ必要はありません。

実際には、「教育資金の一部は学資保険で確実に準備し、残りは積立NISAで運用しながら準備する」というように、両方を組み合わせる考え方も広く行われています。

例えば、最低限必要な入学金相当額は学資保険で確保しつつ、それ以上のゆとり資金は積立NISAで準備する、という配分の仕方をすれば、確実性と運用効率のバランスを取ることができます。

❓ よくある質問

Q. 学資保険は元本割れしませんか?

A. 商品によります。近年は低金利の影響もあり、途中で解約した場合はもちろん、満期まで払い込んでも払込保険料合計を下回る(返戻率100%を下回る)商品も存在します。
契約前に返戻率を必ず確認することが推奨されます。

Q. 積立NISAで教育資金を準備するのはリスクが高いですか?

A. 元本保証がないという意味ではリスクがあります。
ただし、進学まで長期間(10年以上等)の時間的余裕がある場合、短期的な値動きの影響を受けにくくなるとされています。
進学が近づいてきたら、値動きの少ない資産に切り替える等の調整を検討する人もいます。

Q. すでにNISAで老後資金を準備している場合、教育資金も同じ口座でいいですか?

A. NISAの非課税投資枠には上限があるため、教育資金用と老後資金用で目的を分けて管理する(別の投資信託を選ぶ、記録を分けておく等)ことをおすすめします。
同じ非課税枠内でも、目的ごとに資金管理を分けて考える人が多いです。

✅ まとめ

  • 学資保険は「確実性」と「保障機能」、積立NISAは「運用効率」と「流動性」に強みがある
  • 進学までの時間的余裕、保障の重複状況、値動きへの許容度によって向き不向きが分かれる
  • 必ずしもどちらか一方ではなく、両方を組み合わせて準備するという選択肢もある

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⚠️ 免責事項

本記事は一般的な就業不能保険・傷病手当金制度に関する情報提供を目的としており、特定の保険加入・見直しを推奨・保証するものではありません。
傷病手当金の支給要件・支給期間・支給額は制度変更される可能性があるため、最新情報は加入している健康保険組合・協会けんぽの公式情報でご確認ください。
保険商品の詳細は各保険会社の約款・重要事項説明書でご確認ください。

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